上田学園に入学して１年がたった。
実際ちゃんと授業に出られるようになったのは半年くらいだけど、１年たってしまった。
この１年で私は何か得られたのかな？
何か変わったのかな？って考えてみた。
基本的に甘ったれなところは変わらない。諦めも早い。
でも、入学した頃から比べればとても元気になったし、できることは確実に増えている。
最初なんかは、宿題をひとつ終えたら頭が痛くなって、その日の仕事は終了！みたいな感じだった。
今でもそんなところがあるけど、大変なりに楽しめるようになってきた。
手いっぱいになって、あれもできない！これもできない！！ってなってどれも中途半端になってしまったり、ひとつに力を入れすぎて、他ができなかったりして焦ったりもするけど、日々を楽しめるようになってきた。
そして、作り笑いをしなくても自然に笑えるようになってきたし、”根本麻衣”という人間を演じなくてもよくなった。
最近の私は小学生の頃みたいだなと思う。
一番作り物状態じゃない時代かな。
それがいいのか悪いのかはわからないけど・・・。
小学生時代の私は、今のように虚弱体質ではあったけど、男の子を追っかけまわして、挙句に筆箱で頭を叩いちゃうような暴力女だった。
高学年になると、保護者面談で「言葉遣いが悪いですね。」と言われていた。
兄とその友人たちには”マイコング”と呼ばれていた。
女の子より男の子といる方が気が楽な頃もあった。
目立ちたがり屋で学級委員とかをやるのが好きだった。
んー・・・今と同じだ。
最近”ブラッキー”というあだ名を頂いたのだが、小学生の頃がまさにブラッキーだった。
今年密かに抱いていた目標の「女らしく」は、早くも崩れつつある。
気をつけなくちゃ。
でも、自分はもともとこんな人間だから、自然体でいられるのは楽しい。
また新たな１年。
色々学んで、いっぱい良いものを吸収していきたい。
１年後にはどう変わっているか、ドキドキだ。